![]() |
ひとつ目の「クレードルマウント」については、発表前からメディアに取り上げられて話題になっていた技術で、「エンジンをゆりかごのようなフレームにマウントすることで、防振に効果がある」というような触れ込みだったと記憶しているのだが、詳細が分からない国内発表前の時点で考えていたことは、 |
このマウント方式は実はあの「スバル1000」以来、スバリストにはおなじみの方式で、まず、1次、2次振動がそもそも直列エンジンより少ない水平対向エンジンの資質と、エンジンのクランク回転軸とトランスミッション~トランスファー~プロペラシャフト~リヤデフまで回転軸が一致している「縦置きレイアウト」のメリット、ものの本にも「3点支持方法は、もっとも安定した支持方法である」などど書かれていて、それはそれで(強引に)納得はさせられていた(あるいは「していた」)フシはある。 |
さらに、エンジン自体がきちんと支持されることで、急激なアクセルのオンオフや、ピッチング/ローリング/ヨーイング、慣性モーメントなどの急激な立ち上がりでも、エンジンがエンジンルーム内で暴れまわらずに、しっかりと生み出した動力をトランスミッションに伝えて、乗員に不快な振動やモーメントを伝えないという訳ですな。 |
![]() |
前ページへ | ![]() | ![]() | ![]() | 次ページへ |